- 猫が何度も吐くけど、放置していいの?
- すぐ病院に連れて行った方がいい?
- 何度も吐く原因は何?
- 自分でできる対策はある?
なんて悩んでいる方のために書かれています。
猫はちょっとしたことで吐く生き物ですが、繰り返し吐くのを放置するのは危険なので、何度も吐く場合には少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。
目次
何度も吐く原因って?
大きく分けて5つほど考えられます。
ネコが何度も吐く原因としては、
- 早食い・食べ過ぎ
- 毛玉を吐きたい
- 病気
- 誤食
- キャットフードが合わない
などがあります。
それぞれ詳しく説明していきます。
原因1 早食い・食べ過ぎ?
早食い・食べ過ぎで吐くことはよくあります。
空腹時間が長すぎたり、食いしん坊な子だったりすると、一気にたくさん食べて、消化できずにそのまま吐いてしまうことがよくあります。
この場合、嘔吐するのはふやけたキャットフードなど、直前に食べたものになるでしょう。
早食いや食べ過ぎで何度も吐いてしまう場合には、
- エサをあげる回数を増やす
- エサの量を決める
- 早食い防止用の食器を使う
といった対策があります。
エサをあげる回数を増やすと吐かない?
一度に食べる量が減り、空腹時間が短くなるので、吐かなくなるかもしれません。
人間と同じく、猫も空腹時間が長すぎるとがっついてしまいますし、早食いにもなるものです。
とはいえ、あまり頻繁にあげると空腹時間が短くなりすぎて体に良くないため、3回から4回くらいに分けるといいでしょう。
できればエサをあげる時間をきちんと決めて、その時間に家にいない時は自動給餌器などを利用するのがオススメです。
エサの量を決めた方がいい?
食べ過ぎを防止するためにもエサの量を決めてしっかり計りましょう。
猫は体が小さいので、ちょっとエサが多いだけでみるみる肥満になります。
肥満は万病のもとですし、食べすぎて吐く原因にもなりますから、年齢や体重などから1日の給餌量を決めて計って与えてください。
おやつをあげる時には、その分をきっちり引きましょう。
早食い防止用の食器ってどうなの?
早食いを防止できますが、猫の性格によっては使えません。
あえてエサが食べづらいように作られている猫用の食器もありますよね。
早食いを防止するためのグッズですが、素直に食べてくれる子なら使ってみてもいいでしょう。
でも、性格によってはイライラしてひっくり返すこともあるようです。
早食い・食べ過ぎを防止するためにも、エサをあげる量と時間を決めて
原因2 毛玉を吐きたい?
少し毛が混ざっているなら、毛玉を吐きたいのでしょう。
猫がグルーミングした毛は大抵の場合、うんちと一緒に出ていくのですが、うまく出ていかない時には毛玉として吐くことがあります。
嘔吐物に毛が混じっている時は、毛玉を吐きたいのでしょう。
何度も吐いてしまう場合にはお腹に毛が溜まってしまっているかもしれないので、病院で検査を受けてください。
- ブラッシングする
- 毛玉ケア用のフードやおやつをあげる
といった対策もありますが、週に何度も吐いているのなら、まずは病院に行った方がいいです。
少ししか毛玉が入っていない嘔吐が続くなら、なるべく早く病院へ
原因3 病気?
病気が原因で吐くことも多いです。
何度も嘔吐する病気としては、
- 熱中症
- 胃腸炎
- 肝臓や腎臓の病気
- 猫風邪
- ウイルス性の感染症
などがあります。
- 1日に3回以上吐く
- 吐いた後にぐったりしている
- 下痢を伴っている
- 嘔吐物に血が混ざっている
- いつも様子が違って明らかにおかしい
といった場合には、すぐに病院に連れて行ってください。
1日に3回以上吐いたり、他に症状が出ている場合には速やかに病院へ!
原因4 誤食?
変なものを飲み込んでしまっていて、吐こうとしているのかもしれません。
嘔吐したのが唾液だけの場合、変なものを飲み込んでしまって、それを吐こうとして吐けないでいることもあります。
猫が誤食しがちなものとしては、
- 輪ゴム
- ペットボトルのキャップ
- おもちゃの一部
などがあり、時には命の危険を伴うこともあるでしょう。
手術が必要になることもあるので、病院で検査してもらってください。
猫が誤食しそうなものは片付けておいて!
原因5 キャットフードが合わない?
食べ物アレルギーの他、加齢で合わなくなることもあります。
食べ物アレルギーがあると、アレルゲンの含まれているキャットフードやおやつを食べて吐くことがあります。
初めてあげるキャットフードやおやつを食べて吐くようなら、それが合わないということでしょう。
また、加齢とともに、今まで大丈夫だったキャットフードでも消化しきれなくなって吐くことがあります。
その場合には、消化にいいキャットフードやシニア用のキャットフードに切り替えてください。
食べてすぐ吐くのは、食べ物が原因かも
Youtubeにあった猫の激しい嘔吐
※音が出ます!
※動画が消えている時はこちらで検索Youtubeの動画
猫が何度も吐く原因と対策をまとめると
1日3回以上吐いたり、他にも症状があったら、すぐに病院へ
という感じです。
猫はよく吐きますが、さすがに1日に3回以上吐くのはおかしいです。
また、下痢など他にも症状がある時には、病気の可能性もあるので、すぐに病院に行ってください。
病院に行く時には、嘔吐物を持っていって検査してもらうといいでしょう。