このページは

  • 猫を多頭飼いする時のコツって?
  • 二匹目はどんな猫をお迎えしたらいいの?
  • 仲良くなるまでにどのくらいかかるの?
  • 何を準備したらいいの?

と悩んでいる方に向けて書いています。

猫の多頭飼いは、最初が肝心です!

しっかりと準備してから、二匹目をお迎えしてあげてくださいね。



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猫の多頭飼いのコツ、二匹目を迎える時のポイント

猫の多頭飼いのコツ、二匹目を迎える時のポイント

大きく分けて5つあります。

猫の多頭飼いのコツは、

  • 上手くいかない可能性を考えておく
  • 事前の準備をしっかりする
  • 仲良くなれそうな猫をお迎えする
  • 焦らないで手順を踏む
  • 先住猫を優先する

という感じです。

それぞれ詳しく説明していきます。



コツ1 上手くいかない可能性を考えておく

コツ1 上手くいかない可能性を考えておく

猫同士が仲良くなれるとは限りません。

猫の多頭飼いが上手くいく確率は、

  • 寄り添って寝るくらい仲良くなる→25%くらい
  • 一緒の部屋にはいられるけど、仲良くはない→50%くらい
  • 同じ部屋にいられないくらい仲が悪い→25%くらい

だといわれています。

ワンルームで二匹目をお迎えして猫同士の仲が悪いと、猫たちも飼い主もストレスフルの生活が続くことになってしまいます!

もし、ワンルームで多頭飼いしたい場合には、すでに仲のいい猫を同時に2匹お迎えするのが一番成功率が高いと思います。

または、譲渡会などのトライアル期間があるところから二匹目をお迎えすると、最悪の事態を防げるはずです。

どうしても相性が合わないこともあるので、トライアルがオススメ!



コツ2 事前の準備をしっかりする

コツ2 事前の準備をしっかりする

多頭飼いは費用がかかります!

二匹目をお迎えする前に、

  • 先住猫のワクチン接種(1ヶ月前くらいまでに)
  • 大きめのゲージ
  • 専用トイレ
  • 専用の食器(ごはん用と水飲み用)
  • 専用の猫ベット

を用意してあげてください。

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先住猫のワクチン接種(1ヶ月前くらいまでに)


二匹目の猫が健康とは限りません。

ある日いきなり、自分のナワバリに侵入者が現れるわけですから、先住猫にとってはものすごいストレスです。

ストレスがたまると免疫力が低下してしまうので、病気を発症しやすくなってしまいます。

一ヶ月前くらいまでにワクチン接種を受けさせて、もし、新入り猫が感染症にかかっていてもうつされないようにしてあげてください。

二匹目にお迎えするのが拾った猫の場合、動物病院で健康状態を確認するまでは接触させないことも大切です。


大きめのゲージ


安全に慣らしていくために必要です。

新入り猫のためのお部屋がある場合でも、大きめのゲージを用意してあげることをオススメします。

初めて対面する時に、どちらかが飛びかかってしまうと、仲良くなれなくなるかもしれないからです。

安全に少しずつ慣らしていくために、ゲージを用意してあげてください。


専用トイレ


トイレをガマンさせないために必ず用意してあげてください。

神経質な猫の場合、他の猫が使ったトイレでは排泄できないことがあります。

また、自分が使いたい時にふさがっていたら、トイレをガマンすることになります。

大きめのトイレを二匹で使っているおうちもありますが、猫の健康のためにもそれぞれの専用トイレを用意してあげるのがオススメです。


専用の食器(ごはん用と水飲み用)


一緒にするとトラブルが起きやすくなります。

最初は食事の場所を分けた方がいいですし、一緒に食べられるようになってからも、別々の食器にそれぞれの分を入れてあげてください。

専用の食器にごはんを入れないと、食べた量がわからなくなります。

食欲不振になっていても気づけませんから、ごはんの食器は分けてください。

それに、どちらかが病気になってしまったらうつるかもしれないので、お水用の食器も分けた方がいいですね。


専用の猫ベット


自分のニオイのついた安心できる寝床が必要です。

必ずしも市販の新しいものを買わなくてもいいですが、新入り猫のニオイのついたものを入れた寝床を作ってあげる必要があります。

ただでさえ慣れない環境なのに、自分以外のニオイがついたベットでは安心できません。

他の猫のニオイがついていない専用の猫ベットか、ちょうどいい大きさの箱にバスタオルや膝かけを敷いた寝床を用意してあげてください。

二匹目をお迎えする前にしっかりと準備を!



コツ3 仲良くなれそうな猫をお迎えする

コツ3 仲良くなれそうな猫をお迎えする

多頭飼いは相性が大事です!

多頭飼いが成功しやすいのは、

  • 子猫×子猫
  • オス(去勢済)×メス(避妊済)の成猫
  • メスの成猫×メスの成猫

だといわれています。

オスの成猫同士はナワバリ意識が強いので、上手くいきにくいそうです。

シニアの猫と子猫は、静かに過ごしたいシニア猫の負担になるため、避けてあげてください。

大人の猫と子猫は相性次第では仲良くなれますが、飼い主が子猫の方を優先しがちになってしまうので、あまりオススメできません。

成功しやすい猫をお迎えしてあげてください!


似たもの同士なら上手くいきやすい!


相性にもよるので絶対ではありませんが、

  • 同じような性格
  • 同じくらいの運動量

だと上手くいきやすいといわれています。

先住猫がおとなしい性格なのに、新入り猫がぐいぐいくる活発な性格だったら、先住猫のストレスがたまりやすくなります。

ただ、新入り猫が空気を読めるコミュ力の高い子なら、先住猫がよほど猫ギライでない限り上手くいくと思います。

先住猫に合わせてお迎えする子を選んで!

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コツ4 焦らないで手順を踏む

コツ4 焦らないで手順を踏む

多頭飼いは最初が肝心!

二匹目をお迎えする時は、

  • 1日から3日  →別の部屋に隔離
  • 4日から1週間 →ゲージ越しに対面
  • 1週間から2週間→少しずつ接触して慣らす

という感じで、ゆっくりと慣らしていってください。

いきなり会わせるのは絶対にダメです!

最初の3日くらいは、新入り猫を別の部屋に入れて、猫の気配を感じさせて、心の準備をさせます。

お互いのニオイのついたものを交換するのもいいといわれています。

まずは、姿をみせずに認識させるわけですね。


ゲージ越しに対面させる


4日くらい経って、お互いに心の準備ができたら、ゲージ越しに対面させます。

たぶん、シャーシャー威嚇しあうでしょうから、5分くらいで終了してください。

ちょっとずつ時間を長くしながら、1週間くらい様子をみます。


少しずつ接触して慣らす


威嚇がおさまって、お互いの存在に慣れてきたら、ゲージをあけてみてください。

ケンカっぽくなっても、低い唸り声で威嚇したり、流血沙汰にならない限りはガマンして手を出さないでおきます。

一方的に追いかけ回したり、爪を出して顔を攻撃していたら、霧吹きで水をかけたり、大きな音を出して止めて、新入り猫を隔離します。

接触時間は少しずつ長くして、絶対に目を離さないでください。


1ヶ月くらいを目安に判断


一緒にいる時間を増やしていって、問題なく過ごせるなら、ひとまず成功といえます。

もし、1ヶ月経っても本気のケンカが続く場合は、同じ部屋での生活は難しいかもしれません。

また、先住猫にストレスがたまっていないか、食事量や排泄物の状態をしっかり確認してください。

焦らず、1ヶ月くらいかけて、徐々に慣らして!



コツ5 先住猫を優先する

コツ5 先住猫を優先する

何一つ奪われたと思わせてはいけないのです!

多頭飼いを成功させる最大のコツは、先住猫を常に優先させることです。

新入りが来てからかまってもらえなくなったと先住猫が思ってしまうと、

  • ストレスから病気に
  • 新入り猫や飼い主に対して攻撃的に
  • 過剰グルーミングや自傷行為を繰り返す

などの恐れがあります。

二匹目を迎えたら先住猫も今まで以上にかわいがって、ごはんもおやつもブラッシングも、全て先住猫を先にしてください。

先住猫をよりかわいがってあげて!


Youtubeにあった猫ちゃんの多頭飼いのコツの動画




※音が出ます!
※動画が消えている時はこちらで検索Youtubeの動画



猫の多頭飼い、二匹目を迎えるコツをまとめると



最悪を想定して、焦らず慎重に、先住猫に十分配慮する

という感じです。

多頭飼いは失敗例についてもよく調べてから検討してみてください。

猫同士の相性は実際に暮らしてみないとわからないので、トライアルできるのが理想です。

よく親子や兄弟なら大丈夫なんていいますが、一度離れてしまうと他の猫とあまり変わらなくなります。

また、猫は環境によって性格が変わることがあるので、お迎えする前の話は参考程度にしておいた方がいいと思います。

仲良くなれるまでの期間もケースバイケースですから、「お互いにケガをさせなければ良し」くらいの気持ちで気長に待ってあげてくださいね。


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